スポレート

1週間滞在したミラノ。
ドゥオモ隣のバーでカクテルを飲んだり、ミラノのおしゃれっ子が集うディエチコルソコモで雰囲気を楽しんだり、、(ユーロ高のためお買いものできません泣)。

都会生活を満喫したあとは、電車で7時間も南下!降りた街はスポレート。
エレベーターもない駅では、人の親切が身にしみます。親切なおじさんがすでに重量オーバーのスーツケースをひょいと持ってくれました。

スポレートでの宿は修道院。廊下ですれ違うのはシスターばかり。時には間違ってシスターが部屋に入ってくることも。ミラノでは気持ちの悪いホテルの人が部屋に入ってくるのでは!と椅子を扉の前においてブロックしたりしていたけれど、シスターならばなにも怖くない。間違えたシスターに思わず祈りをささげたくなるくらい。
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まずは散歩を楽しもう!と町中をぐるぐる歩きました。
ひたすら坂の街を自力で歩き、目的地までたどり着いたときにはもうへとへと。
後日、判明したのが、宿の近くに坂の上まで行ける歩く歩道が。。。。翌日からはこの歩道をフル活用しました。
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散歩の目的はこの街名物の生パスタ”ストロンゴッツィ”。この街一番と言われるレストランにぜひ来てみたかった。
ストロンゴッツィ、骨付き豚のグリル、サルシッチャ、ワイン、、もりもり頼み、全て完食。料理もワインもほんっとうにほんっとうに絶品。しかも、値段が安い。異様に値段が高騰しているミラノとはぜんぜん違う。あまりに安いので、ワイン代が入ってないよ~とお店に言うと、ぜんぶ込みこみでこれよ!って。最後にはかわいいウェイターの女の子がフルーツの盛り合わせまでサービスしてくれました。
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そうして始まった、聖歌隊の合唱。この街をたまたま訪れていたという聖歌隊がお店への感謝の気持ちを込めて、、ということで歌ってくれました。いやぁ、、、不覚にも涙を流してしまうほどの感動。ちょっとやそっとの涙ではなく、大泣きになってしまったので、お店の人も不審に思ったかもしれない(笑)ミラノのホテルで感じた恐怖体験とはあまりにも違うおだやかなできごとの連続に、この街に来てよかったなぁとただただほっとした瞬間でした。

ゆったりしたのも、束の間。さて、そろそろタクシーでも頼もうかしら、、とお店の人にお願いすると、”へ?タクシーなんてないよ。みんな寝てるよ”とのこと。えーーーーーー、どうしよう。ここまで道に迷いながらも1時間はかかったし、あの道をまた引き返すなんて、とてもじゃないけどいやだ。さっきの大泣きの件もあるし(笑)、心配してくれたお店のかたが、結局宿まで歩いて送ってくれました。ふたりでおしゃべりしながら。
食べ過ぎたお腹にはちょうどいいお散歩。夜風も気持ちいいし、なにより、レストランの気遣いがうれしかった。お別れの際には、また涙が。この夜は涙腺がもうどうにかなっちゃっていたようです。修道院のせいかしら。。

この夜は、旅の疲れもあり、ぐっすり。
いい旅の初日を迎えました。