civita

CIVITA。とってもかわいい街でした。
アルバニア人の集落だと聞いて、はてさて、、一体どんなところなのやら・・・とドキドキしたものの、映画のセットにでもなりそうなとても小さなかわいい街。

イタリアにおよそ50あるといわれているアルバニア人集落。街の表記もアルバニア語が。

 

まずは、アルバニア博物館へ。
こんにちは~と入っていくと、さっきまで、近くのベンチに腰をかけていたおじいさんが、見たいのかい??と背後からのっそり登場。
階段をあがると、アルバニアの民族衣装や歴史が書かれた資料がずらり。。ちょっと独特な雰囲気。
おじいさんにアルバニアの挨拶を教えてもらい、見学。


ひととおり見学を終え、おじいさんのもとに戻ると、”ここに記帳して”。一日に果たして何人の観光客がくるのだろう、、その日はわたしひとり。

 ちょっと歩くと、ワインの瓶詰をしている工場発見。こんにちは~何つくってるんですか?とお邪魔させていただき、最初はニコニコ応対してくれたおじいさん、買わない客だとわかるやいなや、デスクに向かってしまいました。


イタリア人って、分かりやすい・・・(笑)

いろんな人に話しかけ、話しかけられながら、地井武男のようにおしゃべりになったわたしの散歩はまだまだつづきます。南の人が人なつっこいということと、お昼にたっぷり飲んだワインのせいか。。

この街名物のひとつ。顔の形のおうち。


煙突、窓、玄関で顔の形になっているそう。

 もうひとつの観光名所Ponte del diavoloを上から眺めて、いつかそこまで散歩してみたいなぁ、、と思いつつ、この街とヒトがますます好きになりました。

カラブリアレッスン

カラブリアに着いたのは深夜でしたので、、、翌朝びっくり!

ま、、、まさか、、こんな山肌深い場所に来ていたとは!!!

今回滞在させていただくのは北カラブリアの小さな街”CIVITA”。お世話になったマンマはとっても小柄でしゃべり方もかわいくって、ほんとうに優しい,一目で大好きになってしまったマリアンナ。

 マリアンナは毎朝早起きして、わたし一人のためだけに数種類のケーキを焼いてくれます。これが美味しくて美味しくて。滞在中毎朝の楽しみとなりました。


そうして、早速のレッスン開始!
カラブリア風マカロニとカラブリアで絶対習いたかったピッタンキューザを作ります。

細長い棒にクルっとまきつけて作るパスタはもちもちしててとても美味しい♪

この棒、どこかで買えるかなぁ、、、というと、”プレゼントするわよ~”とマリアンナ。ただし、小銭をいただくけどね!、、”もちろん、お金お支払するよ~~~~”と言うと、みんなでクスクスと笑う。

イタリアでは、鉄製のものをプレゼントすると、その人と縁を切りたいって言う意味になるらしく、鉄製のものをプレゼントするときには小銭をもらうの、そうすると、プレゼントにはならないでしょ?って。

なるほど、、日本であれば、新婚さんに包丁のプレゼントとかはよくないとかいうものね。そんな感じかしら。。

 そうやっておしゃべりをしながら出来上がり。お父さんと一緒にワインを飲みながらランチ。

ピッタンキューザは仕上がりもバラの形でかわいらしい。
これを初めてみたときから、カラブリアで絶対これを習うぞ!っと心に決めてきてたので感慨もひとしお。

 

さて、食べ過ぎた胃をちょっと小休憩。

Civitaの街を散歩します。

カラブリアへ

レッジョエミリアを満喫し、次はカラブリアを目指します。

カラブリアはちょっと遠いので勝手知ったるフィレンツェに立ち寄り一泊。
そろそろイタリア料理に飽きてきたかな、、そんなときはお気に入りの中華レストランへ。どうしても旅の途中に一度は食べたくなる白いゴハン(笑)フィレンツェの中華は、シニョーリア広場そばのお店がおすすめです!

そうして翌早朝フィレンツェを発ちローマへ。

イタリアの駅ではいろいろなシーンを見ることができます。熱くハグし合うカップル、別れを惜しんで泣いてるマンマ、犬をつれたパンク・・・

 そんな風景を眺めながら、ローマで降り、この後はバスでカラブリアへと向かいます。

 バス停はすごい人、人、人。。。。

その混雑のなか、バス停の場所が、随時変わる。。。

はぁ、、この荷物では移動は大変だよ~~~、と嘆いていると、親切な人が助けてくれます。中にはいたずらっぽく、ほっぺたをつねっていくおじさんも。。。確実にアラフォーとは思われてない様子。。日本人はとにかく若く見られます(苦笑)

 そうして1度のトイレ休憩をはさみ、6時間のバス移動。

いよいよカラブリア到着~。

今回お世話になったのは、カラブリアの美人コーディネータゆみさん。さて、明日のレッスンが楽しみだ~~~、とその日は大移動の疲れもありゆっくり休みました。

 

レッジョエミリアで豪華ランチ

お昼はPodere Elisaでランチ。
前菜盛りが・・・・・すごいボリューム。。生ハム数種にポレンタ、各種ブルスケッタ。。。。

これを、キャー美味しい~~と大騒ぎしながら食べていたら、もうプリモが入らない。。

プリモはラディッキョとリコッタチーズのトルテッリ。
なんとか頑張って食べていると、セコンドどうする~~~???

食べさせたくてしょうがない!とキラキラウズウズした目で見てくるシェフの目。イタリア人のこの目にからきし弱い。。なるべく見ないようにして、丁寧にご辞退申し上げました。。

 食後にはマルヴァジアの甘口発泡酒をいただき、満腹。美味しかった。。。

シェフに感謝☆

 そうして、ブドウ畑見学へ。

こういう景色、大好き。食べすぎたお腹もここでゆっくり休めて一呼吸。



案内していただいたステファノさん、通訳のマッティア、ありがとうございました!

バルサミコ酢工場

続いてはバルサミコ酢工場の見学。

バルサミコは文献によると、その起源はレッジョエミリア、モデナなどの土地の支配者エステ家にあり、11世紀ごろから作り始められたようで,諸外国の国王や貴族たちを城に招いた際ににバルサミコ酢を食前酒として振舞ったり、調味料として料理に使うなどしていたそうです。

バルサミコ酢とは、ブドウ果汁を煮詰めて発酵させ、木の樽で熟成させて作ります。貯蔵はあえて冬には酷寒、夏には猛暑となるような年間を通じ温度差が激しい場所で行われ、このような環境下で一年以上アルコール発酵させます。

それ以降、何度も何度も樽から樽へと移し替えられます。樽はバルサミコ酢が呼吸できるように上部数cmあいており、熟成の段階でこの樽の中で蒸発し濃くなっていき、量は少なくなってくるので、樽から樽へ移し替えられるたびに樽は少しずつ小さくなっていきます。生産者は樽の木材の種類や移し替える回数を工夫し、それぞれのバルサミコ酢の独自の味を作り上げていきます。バルサミコ酢を熟成させる木の樽は、オーク、栗、桜、桑、クルミなどが使われ、使う樽の順番によってバルサミコ酢の味わいが変わってくるということで、各アチェタイア(造酢所)で研究を重ね、それぞれ独自の味を作り出しています.

 

イタリアの中でも、レッジョ・エミリアとその隣街モデナで作られたバルサミコ酢だけが、トラディツィオナーレ・バルサミコ酢と呼ばれ、熟成期間は最低でも12年。

レッジョ・エミリアのバルサミコ酢「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ」は、熟成12年以上のものは赤ラベル、その上が銀ラベル(赤と金の間)、25年以上のものは金ラベルが貼られ、区別されています。

中には熟成100年というものも。。。
蜜のように甘く濃厚なバルサミコ酢となって、お値段も破格ですが、何代もの職人によって熟成を重ねられることをかんがえればそれも納得。

 さらに、この「アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ」の下のランクの商品に、「アチェート・バルサミコ」と表示される熟成12年に満たないものや、「バルサミコ風ビネガー」と表示される、短い期間熟成したブドウ酢を主体に、カラメルや香料などの添加物を使い、安価に作られたものとがあるので、料理の用途によって使い分けてあげるといいかと思います。

さて、、お味見を。。。

美味しーーーーーー。

とろーりと蜜のようにしたたり、濃厚で深い味わい。

ここの工場ではバルサミコ工場のカギは代々女性に引き継がれているそうです。
何十年も大切に守られてきた味は格別です。